③からは、Gは関係のない話となります。
(私同様に奴が苦手な方には、2回に亘って長々と失礼しました)
❖
悪い事ばかり起きる理由を探し求め、凶方位に連続で引っ越している事に行き当たった私ですが、悪夢のマイホームには、他にも悪夢な理由が沢山見つかりました。
それは風水的な話になります。
まず、玄関が「北東」でした。「玄関に一番適さない方角」との事…orz
そして、🚻が家の中心近くにあった事…orz (家の中心はパワーのあるとても大事な場所で、不浄な🚻があるのは最悪)
更には、汚れがちなキッチンも「北東」で、発展や若さの「東」と金運の「西」には運を取り入れやすい窓もくつろげるスペースも無い。
鬼門ラインには、便器そのものは掛からないものの🚻スペース自体は掛かってしまっており、キッチンシンクはがっつり線上、そしてゴミ箱も置いていました。(ゴミ箱はすぐ移動しました)
一日の内で長く過ごすリビングや寝室は、それぞれ1階と2階の「南西」で、本命掛(ほんめいか)が「東四命(とうしめい)」の私達夫婦には凶で相性が良くない。
(☞本命掛は古典風水で、家と人との相性や運勢を導き出すものだそうです。
本命掛の調べ方、家との相性などは【パフェリア】さんがとても詳しく分かりやすいです)
北東には、玄関と2階に小さなベランダがある分、1階/2階共に欠けが生じ、南東は大きなベランダで欠けておりました。
デザインが良いと思っていた、採光のための小さな小窓達にはカーテンを付けていませんでしたが、それらも風水的にNG…(夜間に厄が入り込むのを防げないらしく)
規格外の大きすぎる窓には、いつかきちんとしたサイズのカーテンをかけようと思いつつ、引っ越し前のもので何となく間に合わせていたり…
知ってしまった当初は、ダメダメだらけで本当に気が遠くなる思いでした。
唯一良かったのは、少しだけ高台にあったため「窓から富士山🗻が見える」という事です。
以前は全く興味のなかった富士山ですが、気学/風水/スピリチュアルなどを気にするようになると、富士山ってなんだかとても神々しく有難い存在に思えるようになりました。
富士山の見える家は縁起が良いのだそうですよ。
私はこの家に住んだ事で今まで知らずにいた沢山の事を知り得て、もしかしたら「不幸中の幸い」的な引っ越しで、起死回生のためのチャンスを与えられていたのではないかと、そう思えました。
❖
山積する多くのマイナス点に気づきしばし凹んだ後、富士山のありがた~いお姿により復活した私は、
「せっかく知れたからには少しでも状況が改善するように、変えられる箇所は少しずつ努力して変えてやる!」と行動をスタート!!!
まず、北東玄関は基本的には良くないそうですが、『変化をもたらす』という意味では適切に保てば逆に良い変化が起こるそうで、運気の再構築を図る私には悪くないと捉える事にしました。
不浄を嫌う方位なのでとにかく清潔に保つ事と、余計な物を置かないように。
ベビーカーやキックボードなどはつい玄関に置きがちですが、玄関に車輪の付いた物を置くと入ってきた運気を逃がすそうです。
濡れた傘も邪気の元に。
傘立ては外に置くと良いと言いますが、外に置いてみたところ傘立ても傘自体も汚れが相当酷くなるので、私は濡れた傘は一時的に外に置き、完璧に乾かしてから玄関内の傘立てにきちんと収納しています。
靴も全てシューズクローゼットに収め、履く時だけ出す。
玄関マットは天然素材で北東に相性の良い白。
白はすぐ汚れが目立つので、複数枚用意して定期的に交換し白さを保つよう心掛けました。
もちろん、玄関ドアの外側にも靴の泥落とし用のマットを敷き、二重に。
あとは、良い匂いがするという事も意識しております。
「“世界一嫌いな物”のおかげで、吉方位へ引っ越し出来た話①」でもご紹介しました、ニールズヤードのアロマオイルを焚いており、夏はG避けのためにミントが中心ですが、それ以外の季節は自分好みの柑橘系の香りを漂わせております。
好きな香りがする玄関は、帰宅した時に幸せを感じます😊♪
トイレも同様に清潔さをとにかく大切に、カバーやマットなどの色やデザインを定期的に変えて、入った瞬間に「かわいい♡」と思える明るい空間を作り出し、それを楽しむ事にしました。
『不浄な場所ではないのよ』と自己暗示をかけるようなイメージで。
北東のキッチンは、排水溝の網やコンロの五徳を毎日洗いました。(それまでは時々だった)
食器用洗剤やスポンジも水切りが良くなるよう工夫。
沢山ある窓には、それぞれの方角に合った色の布を購入し、ピッタリサイズで縫製。
見るとニコニコ嬉しくなるようなデザインに仕上げました。
(なんか通販番組みたいな言い回し…)
夜型で昼過ぎまで寝ている事も多かった私は、実家を出て一人暮らしを始めてから、カーテンを開けるのは洗濯物を干す時だけ、というガサツぶりでした。
会社員時代はもちろん朝起きて夜寝ていましたが、日中家に居ないですしね…。
しかし、「朝になってカーテンを開け暗くなる前に閉める」という当たり前にも思える動作や、定期的に窓を開けて空気の入れ替えを意識する事も、運気を高めるために大切な行為だと知り、今では日常のルーティーンとなりました。
南西の寝室で西向きに寝ていたベッドは、北にある部屋の北向きに移動。
私達夫婦は2人とも本命掛で北が良い方角である事と、風水的に北の方角で北枕で寝るのが良いとあったためです。
北の寝室は夫婦仲も良くしてくれます。
誰に言われた訳ではないですが、リビングや寝室は日の当たる明るい南側にあるべき、と何となく思い込んでいる節ありませんか?
でも、寝室については風水など関係なく、北側で薄暗い方が熟睡度が高くなるため適しているのだそうです。
言われてみれば確かに…夏も少しは涼しいですからね。
身体よりも頭が大切な基準になるそうなので、頭が「北」に収まるように配置。
(ちなみに、寝室を移動するだけでも年盤や月盤が良い時にすべきなんだそうです。私は1階にある部屋間での移動でしたが、上下階の移動の場合は平面的ではなく立体的な移動になるため効果が大きいとか)
財布を仕舞う場所も、貯蓄運に関係する北に設置しました。
お金は暗くて静かな場所が好きなんですよね。
❖
これらの努力の甲斐があってか、私達の運気がどんどん上向きになっていく事をヒシヒシと感じられるようになり、努力が実を結んだ事によって、結果的に吉方位へ引っ越す事が出来たと思っています。