2番目にご紹介するのは、宮城の女川にある道の駅「おながわ」です。
日本三景で有名な松島観光にも割と近いので、その方面で車中泊予定の方には大変おすすめです!
🚩道の駅「おながわ」:宮城県女川町
全体としては、いわゆる『道の駅』という感じではなく、女川駅前から海に向かって出来た商業施設の集まりの脇に駐車場がくっついているような雰囲気でした。
とても広くて、綺麗で、お洒落です。
お店が沢山あるので長居できてしまいます。
こちらを訪れた経緯ですが、祐気取りではなく単純にGWの旅行で、凶方位以外から選出しました。
私たち夫婦は人気ドラマ『孤独のグルメ』が大好きで、聖地巡礼とまでは行きませんが、登場したお店に時々(いや結構?)お邪魔しております。
この辺に行こう!と決めたエリアに、ドラマに登場したお店は無いかな~?なんて探すのも定番になっていますが、この時はむしろ、ずっと気になっていたお店に行く事をメインに目的地を決めました。
ゴローさんがリニューアル前に訪れた
「女川海の膳 ニューこのり」
女川港水揚げのウニがたっぷりの丼と
ほわっほわ~で幸せ♡な穴子天丼
どれにするか迷った時の味方!
ミニ丼で色々食せて、これまた幸せ♡
こちらのお店ですが、私たちのような聖地巡礼ゾンビがウヨウヨ湧いているせいか、めちゃくちゃ混雑するそうで、事前の口コミ✅では2時間待ちもザラとか…
「そういうお店にGWに行こうと思ったら、もう開店前に並ぶしかないよね」との事で、道の駅の近く(一部?)にある店舗なので、こちらで宿泊を決めたという経緯です。
店凸の前日夜22:30頃に到着したところ、車はちらほら停まっていましたが、駐車場は何か所かあるので結構な数を停められると思います。
GWでこの程度なら、いつ行ってもゆったり車中泊出来そうです。
施設全体が新しくキレイなので、🚾もキレイ。若干潔癖の私には助かります!!!
ファミリーマートも徒歩圏内にあり、晩酌用のお酒やツマミの買い出しに大変ありがたい…
駐車場からファミリーマートへ買い出しがてら夜の道の駅を散策しましたが、商業施設はほぼ閉まっていて、BARが一軒だけ営業していました。
(道の駅は閉店が早いのが普通ですし、22:30に営業している店舗があるだけすごいですよね!)
誰も歩いておらず、静かで、所々ライトアップされていて、夜の散歩にとても素敵な雰囲気です。
樹を囲むように設置された椅子とテーブルで昼は沢山の人が休憩&飲食
暗いけど真っ暗ではなく
雰囲気がカッコイイ
昼は浜焼きが出来る人気店のよう
タイルが可愛いですよね!
海まではすぐ歩いて行けて、海釣りのために来ているであろう車が港沿いにも結構停まっていました。
夜釣りかもしれませんし、次の日に釣る予定で良い場所確保のために前乗りしている人もいるのでしょうか。
次の日、明るくなってから周辺をじっくり散策しました。
商業施設に挟まれた真っ直ぐな道の先は、片方が女川駅で、GWらしく鯉のぼりが飾られていました。
写真は撮り忘れましたが、駅前には足湯もありました。
親子で楽しんでいる様子が微笑ましかったです!
そして、終着/始発駅ならではの『終点マーク』。
ツボです。
色々楽しめちゃいますね!
駅と反対側には海が見え、女川港に向かってなだらかな傾斜。
港までいく途中に、大事な大事な震災遺構があります。『旧女川交番』です。
テレビやネットで見て知ってはいましたが、実際に見ると迫力が全く違いました。
何か、心に訴えてくるものがあり、ぽろぽろと涙がこぼれ落ちました。
私も、大切な子供の命を思ってもみなかった形で失った経験から、自分の大切な人を突然奪われる事の辛さが、少しは分かります。
もちろん、どんな形でも大切な人を失うのは辛いですが、老衰や闘病の末などではなく全く予想していない・心の準備が出来ていない状態で突然失うのは、筆舌に尽くしがたい気持ちです。
この記事を書いている8月は、終戦記念日やお盆、日航機墜落事故などがあり、命について考えさせられる事が多い時期であるため、8月に書けて良かったなと思いました。
俳句では「8月」がそれだけで季語になるのですよね…
震災遺構は、遺して欲しくないと思う方も沢山居た中、後世のために教訓として保存された訳ですし、未来に生きる多くの命が救われる事に繋がって欲しいですね。
そして、生まれ変わった女川町に沢山の人が訪れ、地域の活性化やふれあいの場として愛されていく事を願います。
美しい女川町と女川港が、穏やかでありますように…